2021-04-09 第204回国会 衆議院 外務委員会 第7号
○中谷(真)委員 この米ソ冷戦期というのは、非常にやりやすい相手だったと言ってもいいかもしれません。完全に経済圏も違った。米国は、今度は中国を相手にというふうに言っておりますけれども、これは非常に、経済的な結びつきもあって、やりにくい相手であるという認識であります。
○中谷(真)委員 この米ソ冷戦期というのは、非常にやりやすい相手だったと言ってもいいかもしれません。完全に経済圏も違った。米国は、今度は中国を相手にというふうに言っておりますけれども、これは非常に、経済的な結びつきもあって、やりにくい相手であるという認識であります。
また、先日、三月の十九日にアラスカで開かれましたブリンケン国務長官とヨウケツチ政治局員の会談でありましたけれども、もう、あの言い合いというか非難をし合う、ああいう姿を見ていますと、何か私は米ソ冷戦期のようになってきているのではないかという認識を持っております。 それで、今日は資料を準備したんですが、これは米ソ冷戦期のいわゆる構図であります。
アメリカは米ソ冷戦期には海軍と海兵隊の任務区域が一番広かったんです。だから、ハワイから喜望峰まで、地球の半分。それから、空軍は横田に第五空軍司令部を置き、フィリピンぐらいまでを範囲として戦域空軍、シアターをカバーする空軍である。その中で陸軍だけが地域陸軍で、キャンプ座間に置かれていた第九軍団司令部は日本とそれから場合によっては朝鮮半島をにらむという位置付けだった。
米ソ冷戦期の防衛力の在り方というものを平成七年の新しい大綱において相当見直したものでございますが、その見直しは不断に行われねばならないだろう。何よりも、私はよく申し上げることでありますが、納税者の御負担にちゃんとこたえるような防衛力でなければいけない。
今直ちに核戦争が起こるという公算は、米ソ冷戦期のようなことはまずないわけでありますけれども、科学技術の異常な躍進、特に核兵器を持ち始めた国々の異常なこの問題に対する努力の傾注を見ますと、核兵器が我々の予想以上に早く前進するというふうに考えた方がいいんではないか。